『下町ロケット』原作もWOWOW版も見ましたが、それでも今回のTBSの日曜劇場版は面白い。

WOWOW版の三上博史のソフトでクールな演技とくらべて、阿部寛が演じる佃 航平がとにかく熱い。

役者全体の演技が熱く、感情的なのは『半沢直樹』以降の池井戸作品の日曜劇場TBSでの方向性なのであろう。

ドラマの内容の話はさておき、アパレルで長年スーツを販売している私からみても、劇中の吉川晃司のスーツ姿がやたら目に刺さる。銀髪と渋い演技も話題となっているのだが、あのスーツ姿はやたらかっこいい。

まずあの若かりし頃、水球で鍛えた肉体を想定してみた。

ちなみに私の体型は身長が181cm,体重77kg,胸囲が95cm,胴囲が83cmのヌード寸はドロップ6の標準体型にあたる。
これを基準として考えてみた。

ドロップ寸は上着の絞りを意味し、『(胸囲ー胴囲)÷2=ドロップ』になります。一般的にドロップ8,7が細身体型、6は標準体型、5〜3は肥満体型である。

ネットの情報を色々と分析してみると吉川晃司の身長は180cm弱、体重75kg、肩幅50cm、胸囲に関しては120cmという伝説があるが、体重から考えても100cm前後でしょう。あのスーツの絞り具合と体重から考えて見ても胴囲は80cm前後でドロップ9くらいのかなりの逆三角形ではないかと想定出来る。

競演者の阿部寛は元メンズノンノのモデルでスーツ姿もかっこいい。しかし、一流企業の帝国重工の部長と中小企業の佃製作所の社長という役柄を差し引いても吉川晃司のスーツ姿のほうが上である。

私が日本一スーツが似合う俳優だと思っている谷原章介は「スーツは胸と肩で着るもので、着たときに余計なしわが入らない程度のタイトなサイズ。」と話している。

要するに、スーツをかっこいいよく着るには、それが立体的に見える胸板を持つ体躯とややタイトなサイズのセレクトが必要なのであろう。

ドラマのこれからの展開も楽しみであるが、吉川晃司の今後のスーツ姿にも注目していきたい。

補足: 11月5日に小学館から単行本『下町ロケット 2ガウディ計画』発売されます。image
出典:www.tvguide.or.jp



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