仕事の休みの日に、姫が散らかした押し入れのなかを整理していた。

どうして、押し入れの中が散らかるって?
それは1年程前に、押し入れを拠点に「お店やさんごっこ」をしていたからである。

「図書館」や「マーサージ屋さん」がメインだったかな?使い古したディスクトップのパソコンまで置いてあった。

そして結局、最後に片付けるのは私なのである。

残す物と捨てる物、いわゆる「断捨離」をしていくのだが、ある物が目に留まった。

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読み札と取り札がバラバラになった「ぐりとぐらのカルタ」であった。

懐かしいな〜 ♪

姫がまだ"なめこ"に出会う前の5〜6歳の頃、よく2人でカルタ取りをしたよなぁ〜

私が読み手をしながら、2人で対戦をするのだが、
最初の内は私が勝っていたのだが、回数を重ねて時が経つにつれ、なかなか勝つ事が難しくなっていった。

「ぐりとぐらのカルタ」は頭文字を後半で再度活用していることもあり、文字を覚えるということを考えても、かなりの名作であるといえる。

ただ多少読み札の内容が強引だったりするのだが…(笑)

意図した訳ではないが、小学校に上がる前に、楽しく読み書きを覚えることには効果的だったかもしれない。

そしてその当時2人の中で人気だった取り札がこれです。

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『みどりの ライオン みみまでみどり』
ライオンが緑というのは、笑っちゃいますよね!
耳だけ色が違っていても、ちょと怖いですけど


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『そろって いきたい そらのたび』
ぐりとぐらが、ロケットに乗って宇宙を旅するというシュチエーションが斬新に感じたのかも知れないね♪


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『たいそうしたら たちまち スマート』
この読み札がとてもスムーズに読み易くて、短期決戦になるんですよ!

姫がもっとも好きだった絵札だったね♪
だって、これを私に取られると、ふてくされて終いには泣き出すのですから。

色んな絵札を見ながら、色んなことを思いだしました。

これは、とてもじゃないけど今捨てる気にはなれないな〜

目を瞑れば、二十数年後に姫が自分の子どもと楽しくカルタ遊びをしているところが、想像する事が出来る。

古びたカルタはいつかは捨てなければならないかも知れない。

その為にもブログに残しておこう

この思いを。

ぐりとぐらかるた
中川 李枝子
福音館書店
1984-08-25




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