やはりフランスが狙われたか。これが一報を知った時、最初に頭によぎったことだ。

今回のパリでの同時テロはフランスのイスラム国への空爆に対するもの直接の原因だと考えられるが、"シャルリーエブト襲撃事件"で表面化したフランスの表現の自由という文化に対する一部のムスリムの憎悪も影響しているのではないか?

2015年1月19日の手記より
シャルリーエブト襲撃から10日が過ぎたが、まだまだこの論争は続きそうだ。いずれにしろ間違いなくテロは悪である。

今、表現の自由の象徴になっているシャルリーの風刺画は私にとっては全く面白いとは思えないものであり、日本の"やくみつる"のほうがよほどユーモアのセンスがある。

コーランの戒律を守り生活しているムスリムから見れば、シャルリーのイスラム預言者のムハンマド風刺画はユーモアどころか完全な悪意としか受け取れないだろう。

表現の自由、報道の自由、言論の自由とは言うものの何でもありと言うわけにはいかないでしょう。

それらの自由に対して成熟した文化を持つ国と社会は人としての思いやりや配慮が必要ではないでしょうか。

フランス共和国にとって風刺画を含むジャーナリズムと言論の自由は革命によって勝ち取った権利である。

だからこそ、その権利に対するテロをあの大規模なデモで抗議したのは理解できるが、この歴史あるの成熟した文化を持つ国の大衆が「JESUISCHARLIE(私はシャルリー)」の大きなボードを抱えて、シャルリエブトの一連の風刺画を本当に支持しているとは考えたくはないんですよね。


Pray for Paris テロで亡くなった方々の為に 、負の連鎖が世界にこれ以上拡がらないよう祈りたい。

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